矯正歯科治療に必要な期間

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矯正歯科治療に必要な期間矯正歯科治療に必要な期間は、もちろん矯正の程度や歯の動きやすさによって違ってきます。一般的には本格的な矯正器具であるブラケットを装着してから歯並びを整えるのに2~4年。さらにきれいになった歯並びを安定させるのに数年間リテーナーを装着することになるので、長い人は10年近く矯正歯科で治療を行うことになります。年齢的には成長期のほうが歯は動きやすいのですが、顔の骨格も成長していく時期ですので、子どもだから早く終わるとは限りません。その代り、子どもの場合は骨格の成長も計算に入れて、矯正歯科で長期的な計画のもとにきれいな歯並びになるように矯正していくことができるのです。そのため矯正期間は長くなるかもしれませんが、仕上がりについてはきれいになるはずです。

また、最近は顎が小さくて歯が並ぶスペースがないために歯並びが悪くなる子どもも増えています。それを防ぐために幼児期に顎の骨を広げるような矯正装置をつけることで、将来的に抜歯せずに矯正できるようにしたり、スムーズな矯正ができるようにするケースも増えています。場合によっては、顎の骨を広げることで永久歯はきれいに生えてきて、矯正の必要が無くなるのでその分短期間で終わる可能性もあります。


マウスピース矯正は、食事や歯磨きの時に取り外せるのがメリットですが、そのぶん自分で意識してつけるようにしないと、なかなか矯正が進まず期間的には長くなってしまいます。また、最近では短期間で歯の矯正をするデーモンシステムなども注目の矯正方法です。